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「To a dear senior」1-20.小夜子の本心

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」

20.小夜子の本心

(さて時代は高校3年。)

梨沙子>待たせすぎで悪かったね!小夜子先輩?

小夜子>そうだよホントに~

梨沙子>久しぶりに会えて嬉しいよ!

小夜子>だねー。
この前はなんか響高のヤツと戦ったとか?うわさ聞いたよ?

梨沙子>春休みにね・・・
あれほど身の危険を感じたことはなかったね。

小夜子>マジ?

梨沙子>ボコボコにやられて倒されて、
傷だらけで真っぱにされて放置されるとこだったしな!

小夜子>そうなんだ?ヤバいねそれは・・・
だけどそこから勝つのが梨沙子だよ!

梨沙子>いやぁ~、渋一の真紀ちゃんの助けもあったし・・・

小夜子>すごいなぁそれは!
あの真紀ちゃんが来るとは。

梨沙子>さすがに真紀ちゃんは強いよ・・・。

小夜子>だろうね、って梨沙子も負けてないから!

梨沙子>まだまだだよウチは・・・
ってか先輩どーなん?あれ以来じゃん。

(小夜子と会ったのは高1の戦い以来。
その後は会うことはなかったが、
梨沙子の知り合いを通じて再会を果たせたのだ。)

小夜子>今は・・・普通の大学生だよ。
おとなしくなったモンだから、目立たないかな・・・

梨沙子>そっかぁ・・・
先輩の分もウチが暴れてやるか!!

小夜子>私の分ねぇ^^;

梨沙子>ってか・・・
あれから聞いてはなかったんだけど・・・

どうして・・・?

小夜子>私が転校したこと、聞きたそうだね・・・。

梨沙子>ああ・・・

小夜子>私が勝ったけど、
私は近いうちに梨沙子に抜かれてたよ。

私のほうが口だけだったから・・・
梨沙子がさらに強くなるのは分かってた。

何度も戦ってもよかったけど、
違うだろそれ・・・ってね。


・・・相撲の世界じゃ、横綱は下の位に落ちる前に、
引退するんだってさ。
それをふと聞いたんだよね。
あの時の私、そんな気持ちだったね。


梨沙子>なるほど・・・

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「To a dear senior」 1-19.苦笑い


「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」

19.苦笑い

(この言葉を聞いて梨沙子も思わず苦笑いというところだった。)

梨沙子>はは・・・
いくらでもオマエくらいのヤツはいるだろ・・・

萌>ああ?ちょっと今のは聞き捨てならねぇな。

沙織>んなこと目の前で言った下級生は初だよ!!

梨沙子>ウチだって負けてねぇってことだよ!
でねぇと言わねえよ、な、えっと?名乗ってくんねぇとやりにくいや?

沙織>この子こそが一高ナンバー1の美女と言われる萌だよ!
んで私は沙織!!

梨沙子>はぁはぁ分かった分かった、
その萌ちゃんのお顔が傷つかないよう、せいぜい気をつけな!

萌>(怒りで肩を震わせている・・・)
沙織っ、コイツはもう消していいだろ・・・

沙織>だね・・・
こんなにコケにされたんなら、な。

梨沙子>いやー言い過ぎたかな?

(その時2人が飛びかかってくる。)




(戦いは10分もかからなかった。
10分後には沙織と萌は重なって倒れていた。

梨沙子は傷一つつけられることなくKOしたのだ。)

梨沙子>ふふん・・・口だけだったなぁ!!

沙織>く、くそっ・・・

梨沙子>せめてその萌ちゃんとかいうかわいいお顔には傷をつけないように・・・
してやったよ!!

萌>これじゃ・・・。私ら・・・

沙織>もうダメ・・・

梨沙子>ウチは上の学年と一緒になろうとは考えなかったからな・・・。

萌>もうやめて・・・

梨沙子>・・・オマエら戦ったことねぇだろ?

沙織>なかったよ・・・

梨沙子>それくらいで一高に君臨なんて出来ねえよ、
さ、手加減したからもう帰りな・・・

(そして帰っていく梨沙子。)

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「To a dear senior」 1-18.目を見張る美人

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」

18.目を見張る美人

(莉奈たちが教室に戻った時、
沙織と萌が教室から出たところだった。)

由衣>なんか小夜子がいなくなったって!^^

梨沙子>らしいなー!

ゆかり>なんで知ってんのー?

梨沙子>だって今その下っ端みたいなヤツらが来て、
私ら倒してから初めてナンバー1を取れるみたいなことを・・・

莉奈>えー、じゃあまた戦うの?

梨沙子>そういうことだね!!

由衣>そうかぁ・・・^^;

(そしてこの日の夕方。)

莉奈>それじゃまぁ、小夜子先輩倒せたから、
心配ないとは思うけど!
がんばって^^

梨沙子>ああ!莉奈は何も心配せずに部活やっといて^^

由衣>私は近くで待っておいてやるからさ、
もう今度は先に言っとくよ^^;

梨沙子>今日くらいはきっちり勝ってやるから、
由衣の助け舟はいらねぇよー^^

由衣>そーか!
ま、ウチも学校にいるからよ^^すんだら教えてよ!

梨沙子>だね!

ゆかり>んじゃがんばって!

(そして梨沙子が一高裏へ。)

梨沙子>もう来てたのか・・・

沙織>それはな、私らオマエを倒したくて仕方なくて・・・

萌>そうそうっ、小夜子に代わり一高ナンバー1になるんだからな・・・

沙織>私ら2人と一気にやりたいか?
それともサシ?

梨沙子>んなこと・・・
オマエらまとめて倒すに決まってんじゃねぇか!!

沙織>へぇ~?
私ら2人にボコボコにされるのが筋ってもんじゃない?

オマエも少しは男にモテる感じの顔してっけど、
この私の横の萌はな・・・一高ではカレシ作っちゃいけねぇほどの人気なんだよ!

梨沙子>それこそ、へぇ~?だよ・・・

萌>ナマイキなことを・・・

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「To a dear senior」1-17.一高トップ

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」

17.一高トップ

(教室の中に入り、
未来が友人の真由佳に聞いている・・・。)

未来>ねぇ真由佳、どこだったっけ小夜子って?

平田真由佳>えっあの子確かー・・・

(ここで聞かされたのは莉奈たちが驚くには十分だった。)

未来>なんか転校したってよ?
1年とケンカしたことが原因とか・・・?

まさか莉奈ちんたちが絡んでんじゃないだろーな?

莉奈>んー、絡んでないとも言いきれないですっ^^;

未来>何ソレー?ケンカの相手が莉奈ちんたち?

ゆかり>違いますよー、私たちの友達がサシでやったんです!!
でも友達は小夜子にはまた負けたって・・・

未来>そうなんだ?

莉奈>ってことはー?

未来>莉奈ちんたちの友達が勝ったってことじゃない?

莉奈>えーっ?

めぐみ>??
どういうことなん莉奈ぁー、ゆかりぃー

莉奈>ウチのクラスのリサがね、先輩と戦ったんよ!

めぐみ>えーっ><

ゆかり>ってことは梨沙子が一高で一番か!!

未来>すごいなぁ1年でトップに立つとは・・・

(その頃梨沙子の所にも小夜子の仲間が。)

梨沙子>??

阿部沙織>1年の梨沙子って、アンタ?

梨沙子>そうだけど・・・?

岡本萌>私ら小夜子の仲間なんだけど、
アンタが小夜子倒したからアイツ転校したんだよ・・・

梨沙子>へぇー
それならウチが一高のナンバー1ってこと?

沙織>ま、そうなるんだろうけど・・・
ウチらもナンバー1狙いたいんだけどね。

梨沙子>ってことは・・・

萌>小夜子倒せたなら分かるだろ?
私らも倒してからだよ・・・

梨沙子>分かった。じゃ今日の放課後、裏でな・・・

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「To a dear senior」1-16.ソフト部の3人

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」

16.ソフト部の3人


(8月の下旬、夏休みも終わり2学期。)

梨沙子>ああー、もう学校行きたくないー!!

久美子>大丈夫だって~^^;

梨沙子>でも次小夜子に会ったらウチもうパシリだよ・・・

綾子>ま、とにかく行きなさい!

梨沙子>ケガとか見せて歩きたくないし~

久美子>いつもコケてるんだから、珍しくもないじゃん?

梨沙子>くっそ^^;
あー分かったよ!!行くよ!!

ミニスカやめとこうかな・・・

綾子>むー^^;

久美子>いやそこはそのままで!!

(結局ミニスカで一高へ行った梨沙子。
どこか自信を失っているようだ。)

莉奈>あっリサ^^

梨沙子>莉奈ぁ~・・・

莉奈>どーしたん?あっもしかして先輩に見つかるの・・・

梨沙子>そ・・・ウチはもう先輩のパシリだよ・・・

由衣>いやそれはまだわかんねぇって~

梨沙子>でもウチは負けたわけだし、2度も!!

莉奈>んー、いい勝負だったじゃん!!

ゆかり>じゃさ、私ら今からソフト部の先輩のとこ行くから、
もし小夜子先輩に会えそうなら、それとなく・・・

(それに梨沙子もうなづく。
そして・・・)

めぐみ>アタシも聞きたいっ先輩に^^

(違うクラスのめぐちゃんも同じソフト部だったのだ。
先輩のクラスへ行く3人。)

ゆかり>未来センパイ、今日の練習は何ですか?

未来>今日はね、バッティング練習からのー、
先輩からのノックと、試合形式の練習ね^^

莉奈>分かりましたぁー^^

めぐみ>アタシがんばりますっ^^めぐちゃんピース!

未来>あっ出たねめぐちゃんピース^^

ゆかり>ここで出るとは、さすがめぐっ~

莉奈>かわいいしー!!

めぐみ>やーん><

莉奈>あっ、そういえば!(めぐみの頬から手をぱっと離す。)

ゆかり>そうだ、未来センパイ、
小夜子先輩のこと、知ってます・・・?会いたいんですがー?

未来>ああ、あの人ね!!えーっとあの子はどこのクラスだったっけー。


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「To a dear senior」1-15.ちょっとした事件

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」


15.ちょっとした事件

梨沙子>ううーん・・・
ってかウチ砂だらけになってるし!!風呂入らんと?

綾子>お風呂ねぇ・・・。

梨沙子>だって砂とかすごいし・・・

久美子>しみるぞ~^^;

梨沙子>う・・・

(といいつつも風呂へ。中に入って湯を身体にかけると・・・)

梨沙子>あああ~っ!!

(そこに久々帰ってきた梨沙子のアニキ、早人が・・・)

早人>何だよ梨沙子、騒ぎ過ぎだって、
変な虫でも出たか?

(洗面所のドアを開けると、
なんと風呂の扉を開けていた梨沙子が
あられもない姿に・・・。

梨沙子>いやぁぁぁ!!!
ウチの裸体、見んじゃねぇよっ!!!

早人>んぎゃ!!

(洗面器がぶっ飛んで来た^^;
アニキはこのケガを知らず、今何気なく来たのだ。
まして風呂の中とは全く知らなかったのである。)

梨沙子>ったく・・・

早人>(綾子たちに)
先に言ってほしかったな、母さん、久美子・・・^^;

綾子>急ぎ過ぎだよマジで!

久美子>妹の身体を見るとは・・・

早人>ばか、そんな気は・・・
ってか、アイツ傷だらけだったぜ?

綾子>だからそれがしみて叫んだんだよ!

久美子>一瞬でよく見えましたねぇ早人くん~

早人>何~?(久美子の頬をつねる)
ま、オレは男だから・・・。

・・・アイツと風呂に入ったのは・・・。

綾子>もー随分昔だからねぇ^^;

久美子>最近も実は・・・?

早人>ばーか^^;

久美子>姉ちゃんスタイルよかったでしょ?
胸大きいしね?

早人>そ、そうだな・・・

(そこに梨沙子が戻ってくる。)

梨沙子>あーマジでしみたっー!!

(どうやら大きな傷は覆って入ったらしいが、
細かい傷はここで綾子が手当てを。

この日はそのまま寝てしまった梨沙子を
早人、綾子、久美子で運んだのであった・・・)


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「To a dear senior」1-14.再びの手当て

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」


14.再びの手当て

(5人が梨沙子の所へたどり着いた時・・・。
梨沙子はフェンスに腰かけていた。)

梨沙子>あっ由衣!!しかも誠人たちもっ!?

莉奈>大丈夫っ?

梨沙子>ま、まぁね・・・

誠人>傷だらけだし?

建>勝ったのかよ梨沙子?

梨沙子>(首を横に振る。)
さきにダウンしたのはウチだから・・・

建>そう・・・なのか・・・

ゆかり>ちょっと私たちで手当してあげるから!

由衣>うん、何かあったらと思ってな^^;

梨沙子>ありがと・・・

誠人>てかさー、梨沙子なんで急にギャルになったん?
だんだんミニスカになってるなーって男子話してたけど!

莉奈>変なとこばかり男子は見てるー^^;

梨沙子>目立ちたいからさ!

ゆかり>最初は普通だったのにねー。

梨沙子>入学してそれとか、さすがに^^;

(さて、手当も終わり
梨沙子が家に戻る。今回は莉奈たちを家の近くで帰したのだ。)


綾子>梨沙子!!

久美子>あっ姉ちゃん!?

梨沙子>また負けちゃった・・・

綾子>あの技は使ったの?

梨沙子>うん・・・
んで同じように、小夜子の技も喰らって・・・

(そこまで話して、
戻ってきた安心感からか気を失ってしまう。)

久美子>姉ちゃん!!

綾子>大丈夫・・・
疲れてるだけだから・・・。

(2人が手当てをする。)

久美子>姉ちゃんの美脚が台無しだねぇ・・・。

綾子>そうだねぇ^^;

(足の傷の手当てをしながら話している2人。)

久美子>めっちゃ相手強いんじゃ・・。

綾子>んん・・・。

(そこで梨沙子が目を覚ます。)


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「To a dear senior」 1-13.初の出会い

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」

13.初の出会い

(さて、もう一度莉奈たちのシーン。)

ゆかり>一高ならバスだね。

由衣>うん、定期でよかった^^;

建>でもよ今夏休みだから定期切れてるよ、
ひと月だしオレ~

莉奈>残念だねぇ建っ、1割だけ出してあげる!

建>ってそれ30円しかないじゃんか^^;

誠人>あっオレちょっとトイレ~。

莉奈>仕方ないなぁ早く済ませろよっ^^

(誠人のケツを押す^^;)

誠人>分かった分かった!!

(そこで・・・。)

真莉恵>あっ兄ちゃんだ!!

建>んっ真莉恵?

真莉恵>(女性陣3人を見て)こんにちはー!!マリエです♪
・・・兄ちゃん女の子3人とデート?

建>ち、違う!男はもう一人いるよ!

莉奈>こんにちは^^

由衣>建の妹さん?かわいい!

建>いやぁー^^;

真莉恵>ありがとうございまーす!

ゆかり>イケメンの兄ちゃんに、かわいい妹かぁ^^

建>いやぁー^^;
んで真莉恵は?母さんと・・・

真莉恵>うんっ。向こうで待ってるから、そろそろね!
ではでは、兄ちゃんが変なことしないよう、
お姉さん達が見張っていてください~^^

建>コラ^^;

(そして走り去っていく。

入れ替わりで誠人が出てくる。)

建>長かったなっ、もしや・・・?

誠人>混んでたんだよっ^^;
サービスエリアのトイレのごとく!!

建>冗談だって^^;

由衣>さ、さ、早く行くよ!

誠人・建>はーい^^;

(ここで分かるように、莉奈たちのほうが誠人より先に
真莉恵とは顔を合わせていたのだ。

男性陣とも対等に渡り合う3人。
さて、次こそ梨沙子の元へ!)



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「To a dear senior」1-12.必殺技、初登場

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」

12.必殺技、初登場

(再び梨沙子と小夜子のシーン。)

梨沙子>痛った~い・・・

小夜子>ふふん・・・

梨沙子>!!

(すぐさま小夜子の次の技が来る。
それをよけ、立ち上がる梨沙子。)

梨沙子>(あの技、使ってやる!)

(梨沙子が向かってくる小夜子に対して、
左膝蹴りを出そうとするも・・・)


梨沙子>いやぁぁぁ!!

(技が入る少し前に、
小夜子の背中への回し蹴りが入り、
梨沙子の一撃はクリーンヒットしなかった。

梨沙子>痛っ!!!

小夜子>!!!

吹っ飛ばされる梨沙子。)

梨沙子>おうっ!!

小夜子>ふんっ・・・どう?
まだやりたい?

梨沙子>おぅぅ・・・

(完全にのびてしまった梨沙子。
さすがに小夜子の一撃が背中に入り地面にたたきつけられると、
立ち上がれなくなってしまった。

あちこちの擦り傷からは血が出て、
戦意も消えてしまったようだ。

しかし小夜子もその場で横腹を押さえて苦しんでいる。)

小夜子>痛いっ・・・

(苦しそうにしていたが、
それでも小夜子は立ち上がる。
梨沙子ほどではないがあちこちケガをしている。)

梨沙子>くっそ・・・。
オマエ・・・

小夜子>わ、分かった・・・?
私の強さ・・・

(だがその言葉も自信がないようだった。
梨沙子はうつぶせのまま・・・)

梨沙子>つ、強いけど・・・
ウチは負けたとは思ってねぇし・・・

小夜子>!

梨沙子>何度でも・・・やってやるよ!


(逃げようとする小夜子。
去っていく彼女は、いくらか怖がっていたようだった。)


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「To a dear senior」1-11.最初の頃は


「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」



11.最初の頃は

(さて梨沙子が戦っている頃・・・
この日は誠人たちも莉奈たちもアウトレットモールに遊びに行っていた。
たまたま一緒になった5人は、フードコートで・・・)

莉奈>怖いよね実際戦うのって・・・

由衣>そだなぁ~、強そうだしあの人?

ゆかり>そうなんだ?

莉奈>うん、かなり美人なんだけど、
怖いって感じで・・・

誠人>何の話ー?

莉奈>リサが先輩と戦うって話!

建>えっマジで?

由衣>そう、今夜一高の横で・・・

誠人>怖いなぁー!!
相手は誰なん?

莉奈>一つ上の先輩・・・
この前リサ、言いがかりつけられてボコボコにされたんだよ・・・

建>あっ梨沙子って結構目立つもんねー。

由衣>最近は性格もキツくなったよ、
ギャルになったわな~

ゆかり>へぇ~、何があって?

莉奈>リサのお母さん、昔はかなり鳴らしてたからって!
特訓してもらったんだって、色々・・・
これで先輩にも勝てるって!

誠人>ひぇぇ・・・すごいなそれは!
ゆかりさんはいつもギャルっぽいけど?

ゆかり>何でよっ^^;

由衣>ゆかりは露出狂なだけだから^^;

ゆかり>違うっ~

誠人>マッパかと思ったもんな最初見た時!

建>そだなぁ~エロいわ!
冬もそんな感じ?

ゆかり>んなわけないだろー!!
ってそれよりリサのこと!!

莉奈>そうだった・・・
だからりな達、こっそり一高裏に行こうかなって・・・。

誠人>オレらも行きたいなー。ってか一高とか普通に近所だし?

由衣>いいよ?
小夜子先輩来たのかな?

誠人・建>!!

誠人>小夜子先輩とか、この前話したし!美人だったなぁー

建>ちょっと性格キツそうなとことか、誠人好みじゃね?

誠人>オレにほれてたぽいし小夜子ちゃん^^

莉奈>ばーか!!
誠人みたいな女好き、誰が好きになるかっての^^;(!!)
その小夜子先輩と戦うの!

誠人・建>な、何だって~!!

(そうして5人、一高へ・・・)


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「To a dear senior」1-10.別人

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」

10.別人

(梨沙子が片膝をついて小夜子を見る。
小夜子との距離、2メートルほどか。)

梨沙子>ど、どう?
ウチ、前と違うでしょ?

小夜子>そうだな^^
確かに強くなったさ・・・。

だからってこれで納得する話でもないよな?

梨沙子>それはな。

小夜子>びっくりしたぜ、ちょっと前に何も出来なかったやつが!

梨沙子>今のウチはあの時とは別人だ!!

小夜子>なっ・・・!!


(梨沙子の左ストレートが小夜子の顔面に入る。
そして梨沙子が地面すれすれの回し蹴りを放つ。
小夜子が倒れる。)

梨沙子>ふふん!
細いとかウチ思われてるけど、かなり筋肉質なんだよ!
女の子らしくしたいけどな?

小夜子>くっ・・・

梨沙子>どーお?

小夜子>・・・

梨沙子>ウチが一高で一番でいいんじゃない?

(小夜子を見下ろす。
梨沙子は本当に長い脚だ・・・)

梨沙子>さ、これで勝負は・・・

小夜子>お、オマエ・・・

梨沙子>どうすんだ?

(そして一歩下がり、後ろに行こうとするが・・。
その時小夜子が両足をつかむ。)

梨沙子>イヤぁ!!

(倒されまいと必死にふんばるも・・・)

梨沙子>あああっ!!

(小夜子がさらに力をこめ、
梨沙子が今度は倒れる。)

梨沙子>おうっ!!!痛った・・・

小夜子>私をナメんなっ!!

(小夜子が立ち上がり、形勢は逆転した。)

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「To a dear senior」1-9.最強のギャル

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」
9.最強のギャル

(再び、技を払いながらの、
相手への一撃をねらう2人。)

梨沙子>ウチの技当てても、まだまだやれるって感じだな!

小夜子>は、オマエにんなこと言われたくねぇよ、
寝ぼけんな!!

梨沙子>寝ぼけてなんかねえよ、
事実を言ったまで!!

小夜子>ムカつくなマジで!!
この前までのビビリはどこ行ったんだ?

梨沙子>ウチも一度オマエに立ち向かおうと思えば、
今までのウチは捨てねえと・・・。

小夜子>へぇー、
か弱い女の子ってのはもう捨てたって?

梨沙子>ああ、
これからは一高最強のギャルになんだよ!!

(それを聞いたとき、
小夜子の表情が変わり、
そして梨沙子と間合いを取る。)

小夜子>あっはっは!!!
オマエがかよ!!!バカじゃねぇの!!?

梨沙子>誰も変なこと言ってねぇよ、
ウチはマジだかんな!

小夜子>あ、そうなの?

(この言葉は簡単に言った風だが、
直後・・・)

それなら、私がオマエに手加減することはねぇってことだな!!

(梨沙子の右腰へ回し蹴りをするかのように見せかけたが、
実際の攻撃は顔面へのビンタ。)

梨沙子>イヤぁ!!!

小夜子>ナメんな!!!

梨沙子>てめ・・・イヤ!!

(ふらついた所に右のストレート。
まともに喰らうと致命的だったが、

あえて地面に転がることで技を回避。)

梨沙子>(危なかった・・・!)

小夜子>逃げることも覚えたか!

(アドレナリンが出まくり、
お互いかなり頭に血が上っているようだ。)

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「To a dear senior」 1-8.ふたつの初めて


「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」

8.ふたつの初めて

(先手を打ったのが梨沙子だった。)

梨沙子>オラァ!!!

小夜子>!

(梨沙子の初の戦い、
最初に繰り出したのが左の回し蹴り。

だが、小夜子はうまく避けるのである。)

小夜子>危なっ・・・

梨沙子>くっそ、避けるのも上手いのか・・・

小夜子>オマエの技なんて、
簡単に避けられるんだよ!!

梨沙子>ふふん・・・。
いきなり当てたらビビるだろ?

手加減に決まってんだろ!!

小夜子>手加減するほどの余裕ねぇ・・・。
もうそこまでするようになったとは、

私のことナメてんじゃねぇのか!!

梨沙子>オマエのペースなんかに合わせてらんねぇよ!

小夜子>・・・
また一段と態度もでかくなったみたいだな!!

(お互いそう言いながら、それぞれの技を流しているが・・・)

梨沙子>でやぁぁぁ!!!

小夜子>あうっ!!

(裏拳が小夜子の顔面へまともにヒット。これが初めての一撃だ。
会心の当たり。)

梨沙子>どーう?

小夜子>や、やるな・・・

梨沙子>前のウチじゃないからね・・・。

小夜子>私をここまで・・・初めてだよ。
だけどな・・・
ウチをこれくらいで倒せると思うな梨沙子!!

梨沙子>!

(手を膝についていた小夜子が再び梨沙子に向かう。)

梨沙子>まだ諦めねぇのかよっ!

小夜子>当たり前だ、オマエにやられるようでは、
私はこんなとこいられねぇよ!

梨沙子>へぇ、それならウチが勝てば、
一高から出て行けよ!

小夜子>ああいいさ。それなら・・・
私が勝てばオマエはパシリだな。

梨沙子>いいぜ?

(再び向かい合う。
梨沙子には何か、自信のようなものがあった。)


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「To a dear senior」1-7.性格の変化

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」
7.性格の変化

(さて次の日。
一高裏の空き地で2人が揃う。

梨沙子について行くという莉奈と由衣。
それを押し返して、1人で行ったのだが・・・)

小夜子>リベンジマッチを挑んでくるヤツ、初めてなんだよな。

梨沙子>ウチは納得いかないことは、
とにかくイヤでね・・・

あとあのくらいでボコるとか、
どうなんだよって・・・

小夜子>相変わらず口ばかり達者なんだな。
それに・・・なんか口悪くなった?

・・・ギャルに口先だけなろうなんて、
甘いんだよ!!

梨沙子>ああっ!!?

(今までに梨沙子が言ったことのないような、
激しい口調だ。
前回以上にスカートも短くしている。
その後の梨沙子のミニスカはこの時にはなっていた・・・。)

梨沙子>オマエな、言い方だけ変えて、
リベンジするほどウチはばかじゃねぇんだよ!!

小夜子>・・・

(2人の長い髪、そしてミニスカがそれぞれなびく。)

梨沙子>なぁ、どうも調べた結果ウチの学校の上級生で、
ギャルってヤツはオマエとその仲間みたいだかんな・・・

ウチがオマエを倒せば、
一高を制圧した、ってことにする、でどうだ?

小夜子>面白いこと言うな、
それは別にかまわねぇよ。

でもそれはムリだ。
オマエをここでまたボコボコにして、
私に泣きつくまでやってやるよ。

梨沙子>それはそれは!!
楽しみなことを・・・。
アンタも、そのきれいな顔が傷つかないよう・・・
気をつけな。
ウチこの前だいぶやられたけど、
今日は返してやるよ。

小夜子>へぇ~、楽しみねぇ。
そんなに私の技を受けたいとは・・・

あまり私、そういう気があるヤツとは関わりたくねぇけど・・・。

梨沙子>んな趣味はねぇけどな!
やってやるよ、ウチだっていつまでもやられっぱなしじゃないよ。

(そして、2人が近づく。)

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「To a dear senior」1-6.呼び出した2人

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」



6.呼び出した2人

(そして梨沙子は呑み込みが早かった。
綾子の技だった左ひざ蹴り。

すぐに覚えたのであった。)

梨沙子>ウチ、これで負けねぇよ!!

綾子>ふふん。
(話し方も変わってしまったなぁ^^;)

久美子>またこれは戦いの予感が・・・

梨沙子>当たり前よ!!
そもそもこれであの小夜子とかいうアマに負けたんじゃ、
それは綾子の名に傷をつけたことになんだかんな!!

綾子>ま、私のことはあまり気にすんなって^^;

梨沙子>いーや。
ウチの尊敬するのは母さんだよ。

久美子>ちょい母さんホメられたよ^^

綾子>だいぶ分かってきたじゃないか梨沙子!
後は久美子だけだねぇ~?

久美子>私はそんな目立ったことしないからいいですー!

梨沙子>ま、久美子もウチが教えられるようになったら、
教えてやるかんな!!

久美子>はいはいっ・・・

(そして8月に入り、夏休みも半ばに。
傷も治り、準備は万端だ。)

由衣>えっ、リベンジ?

莉奈>それはマジでっ・・・?

梨沙子>うん。

由衣>特訓、してたんだって!?

梨沙子>そういうことー!!
あの時はかなり痛かったけど、
もう負けたからって泣いたりはしねぇよ!!

莉奈>本気だねぇ・・・

由衣>でもどうやってその先輩と?

梨沙子>・・・お願い^^;

莉奈>もー^^;

(莉奈と由衣が小夜子に会って、
そのことを伝えることに。

部活帰り、小夜子が1人になったところをねらった。)

莉奈>すみません・・・高宮先輩。

小夜子>んっ・・・?

由衣>私ら1年4組なんですけど、
ウチのクラスの子が、先輩にリベンジしたいって・・・。

小夜子>ああ・・・分かった分かった、アイツね。

莉奈>明日の夜、一高裏の公園でって、言ってました。

小夜子>なるほどね・・・ありがとね伝えに来て。

(その目つきが怖かったので、
莉奈が思わずビクっとするが・・・)

小夜子>そんな怖がんないでよ^^;
私は誰でもケンカ売りたいわけじゃなく・・・。

由衣>すみませんね・・・
先輩がケンカ売ったわけじゃないのは知ってます。

莉奈>梨沙子の性格からして、謝って終わりじゃないだろうし^^;

小夜子>分かった。
私も、本気で行ってやるよ。



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「To a dear senior」 1-5.秘伝技の伝授

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」

5.秘伝技の伝授



綾子>私の娘なんだから・・・

梨沙子、アンタも自分で立ち向かって勝たないと。

梨沙子>えっ・・・

綾子>私だって何もないとこから強くなった。

久美子>母さんっ・・・
母さんはギャルだからって姉ちゃんにまで!!

綾子>そうかもな久美子。
だけどそうだろ?
向かってかねぇと、またその先輩とやらに好きなようにされるぜ?

梨沙子>でも・・・
ウチ本当にその時怖かったんだから・・・

綾子>生き馬の目を抜く世界。
怖いとか言ってたら話にならないよ、

その先輩の通り、目立たないようにスカートの丈を変えるか?

梨沙子>イヤだっ・・・

久美子>むー^^;
姉ちゃんドジだから、ケガ絶えないじゃん??
だからスカート長くしたほうがいいってケガ少しでも防げるかもよ?

梨沙子>ダメそんなのは!!

綾子>それなら、強くならないとね。

(それを聞いてうなづいた梨沙子。
次の日から、綾子との特訓が始まったのだ。
傷をおして、梨沙子も強くなるために臨んだのだ。)

綾子>ホラホラ!!
反応が遅い遅い!!

梨沙子>キャ!!
母さん早すぎ!!

・・・おうっ!!!

(部屋いっぱいに敷いた布団に倒れる。
うつぶせのまま・・・)

綾子>私なんて、完全に不利な相手にボコボコにされても、
最後まで戦って逆転勝ちしたんだからな?

久美子>マジー?

綾子>うん。
私も最後は倒れたけどね・・・

久美子>そこに助けに来たのが、
今の父さんだってー!!

梨沙子>マジ?

綾子>^^;
そこは内緒だーっ!!
梨沙子が私についていけたら教えてやる^^

梨沙子>分かったよ、頑張ってやるよ!!

(数日しているうちに
徐々に梨沙子も綾子の特訓についてくるようになった。)

綾子>それじゃ・・・
私の必殺技、左の膝を教えようか。

久美子>えっ!?
姉ちゃんコケてケガしてばかりだし?無理くない?

綾子>そだな・・・
それでも痛みなんて気にせずに喰らわせるんだよ!!



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「To a dear senior」1-4.連れて帰られた梨沙子

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」

4.連れて帰られた梨沙子

(一高のバス乗り場にて。)

莉奈>どこいったのかなリサぁ?早かったよね。

藤瀬由衣>うーん^^;

(するとバス乗り場の横から・・・)

莉奈>リサ!!どうしたんっ!?

梨沙子>あ・・・はは・・・
ウチってばかだよね・・・

(梨沙子がボコボコにされて帰ってきたのだ。)

由衣>傷だらけじゃん・・・
いつものコケたヤツとは違うみたいだな?
太ももの裏とかケガせんだろ?

梨沙子>上級生とケンカして・・・

莉奈>大丈夫?
とりあえずりな達で手当てを・・・

(由衣と莉奈が手当てをする。)

梨沙子>ま、一方的にやられたんだけどね・・・。

莉奈>何ソレ!!ただの新入生イジメじゃん?

由衣>梨沙子スカート短くしてるからさ、目立つんだよ!

梨沙子>このくらいなら・・・。

(そして梨沙子の家まで付き添ってあげる莉奈と由衣。
家に帰ると、梨沙子の妹で中学2年の久美子が出てきた。)

由衣>ども^^姉ちゃんの友達です^^;

木田久美子>あっどーも。って・・・!!姉ちゃん!?

梨沙子>ちょっとね・・・

莉奈>私たちもよく状況は分かんないんだけど、

梨沙子>あっここからはウチが家で話すから、
ありがと2人とも・・・

由衣>分かったよっ^^;
簡単に私たち手当したから、ちゃんと家で頼むね。

梨沙子>うんっ・・・。

(そして家の中へ。
2人の母、綾子も出てくる。)

木田綾子>何をしたのか知らないけど、
ドジもいいかげんに・・・

梨沙子>だって・・・。
先輩にボコボコに・・・

(と言って泣き始めてしまう梨沙子。)

綾子>ば・・・ばか!!!

(そう言って、綾子が立ち上がる。)

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「To a dear senior」1-3.先輩の制裁

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」


3.先輩の制裁

梨沙子>キャ!!

(小夜子が梨沙子のケツに向かって蹴りを放つ・・・。)

小夜子>逃げてんじゃねぇぞコラぁ!!

梨沙子>あうっ!!!

(バランスを崩され一気に地面に倒される梨沙子・・・)

梨沙子>痛いっ・・・

小夜子>先輩に逆らうのはどうなのかな~?
きっちりしとかねぇと、な!!

(梨沙子にかかと落としを連発する。
そのとどめは後頭部に向けての一発だ。)

梨沙子>嫌ぁ!!

小夜子>オマエはもともと私の目についてたんだよ、
1年のくせにスカート短いんじゃねぇの?

梨沙子>1年だからって・・・そんなの・・・

小夜子>一高の掟なんだよ、それが!!

(その言葉の時に梨沙子もふらふらと立ち上がる。
傷だらけになっている・・・)

梨沙子>そんなの納得いかない・・・

小夜子>・・・

梨沙子>ウチの身体に傷つけるなんて・・・

小夜子>オマエが言い返さなければな!

梨沙子>ああああっ!!!

(小夜子の回し蹴りが梨沙子の頭に。)

梨沙子>ぐはっ!!!

(うつぶせに倒された梨沙子。)

小夜子>ふん!

(ローファーで踏みつけられる。)

梨沙子>おう!!!痛たた・・・もうダメ・・・許して・・・

小夜子>誠意が足りないんじゃね?

梨沙子>・・・す、すみません先輩・・・

(梨沙子は土下座をするような恰好に。)

小夜子>(少し笑って)私にもうたてつくなよ。

(小夜子はそのまま帰って行ったのだ。)

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「To a dear senior」1-2.初バトル

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」

2.初バトル

(声の主について気になるところだが、
ここはギャル・梨沙子の出来るまでを描こうと思う。


1年、夏休み前・・・終業式の日。
最初に断わっておくが、この頃の梨沙子はギャルではない。)

梨沙子>何かイヤな予感がするんだ、今日は・・・

船井莉奈>えーっ何ソレ?

梨沙子>わかんない、でもそんな気が・・・

・・・まーいっか。ウチはお先に!

莉奈>うん、じゃーね^^

(そして学校の門を出た所で・・・)

梨沙子>イヤぁ!!

?>キャ!!

(門を出た所で同じ一高の生徒がぶつかってきたのだ。)

梨沙子>痛いなぁ・・・

?>はぁ?

梨沙子>謝ってくれても・・・誰だよマジで・・・

?>・・・1年にしちゃ態度でかいじゃねーか。

(このぶつかってきた女は、2年の高宮小夜子だ。)

梨沙子>はぁ?オマエがぶつかってきて何だよ?

小夜子>ふん。上級生にぶつかってその言い草は何だよ?

梨沙子>上級生も何もあるかよ!

小夜子>ああ!!?
ちょっと来な・・・

梨沙子>(びくっとする。
さすがにタイマンをはることになるとは思わなかったのだ・・・。)

小夜子>私に・・・んな口を利くなら・・・

(裏の空き地に連れて行かれる。)

梨沙子>さ、さっきのは・・・

小夜子>ちょっと調子に乗ったってか?
私には、んな冗談通じねぇよ。

梨沙子>・・・

(あきらかに腰が引けている梨沙子。
踵を返し、逃げようとするも・・・)

小夜子>お、おまえ!!

(梨沙子の逃げ足より、
小夜子のほうが早かった・・・)

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「To a dear senior」1-1.いつも通り

「To a dear senior」

第1章「梨沙子の誕生物語」

1.いつも通り

(高校3年、梅雨の季節。
雨の中梨沙子が向かったのは・・・)

木田梨沙子>(ふー、ウチはここに来るの遠いんだよなぁ・・・。
仕方ないかぁ・・・。)

(すると女の子が2人。)

女の子1>あの・・・一高の梨沙子さんですか?

女の子2>えっホントに?

梨沙子>うん、ウチこそが梨沙子だよ!制服で分かったな^^

女の子2>はい!この前の戦いすごかったですよね、響高との・・・

女の子1>まさに死闘!!

女の子2>ホラ梨沙子さん、まだ傷なおってないじゃない?

(足の擦り傷を指して言う。)

梨沙子>ああ、まぁね!アイツらは強かったから・・・。

(が。
梨沙子のこの言葉はウソだ^^;
戦いの傷は治ったが、その後またコケてケガをしたのだ。
しかしそれでは恰好つかないのでそう言ったのだ・・・)

女の子2>さすがです!

梨沙子>ありがとな^^いつも通りのことをしただけだよ!
・・・すまねぇ、ちょっとウチ用事あって来たんだ、また会ったら声かけてな^^

女の子1,2>はい!

(そして月曜の夜、雨のAガーデン。

DSC_0483.jpg


こんな日は人通りも少ないのだが・・・

何やらギャルが中学生くらいの女の子にカツアゲしようとしているのを
梨沙子が見つけた。)

梨沙子>・・・おい・・・オマエ!

女>!

梨沙子>人としてしていいこととダメなことの区別くらいつけな!

女>う、うるせぇ!・・・!!!
オマエは一高の梨沙子だな!?

梨沙子>そこまで分かってるなら、
ウチのシマでそういうことはしねえことだな!

(しかし女は梨沙子に向かってきて、
飛び蹴りをかまそうとしてきた。

だが梨沙子はすばやい身のこなし、
避けた瞬間左の肘打ちが女の子の背中に命中するのだ。

この一撃で女は雨の路面にたたきつけられたのだ。)

梨沙子>二度とウチの前に現れんな!

(後々、東京に行った梨沙子は、
同じように渋谷第一学園の大西真紀と戦ったが、この時は一人だったのだ。

傘を放り投げて戦ったので、
シャツが濡れて、すけて見える・・・)

梨沙子>気を付けねぇと・・・。
それに1人でこんなとこに来ちゃダメだかんな!

ウチが通りかからなかったらどうなってたか・・・

(「すみません・・・」と中学生くらいの女の子。
怒った顔だった梨沙子も少し表情を緩める。)

梨沙子>気を付けて帰れよ^^

女の子>ありがとう・・・ございます・・・。

(梨沙子がその背中を見届ける。
しゃがんで傘を拾い、立ち上がると・・・)

?>待たせすぎだよ!

(さて、声の主は?)

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