スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

広一高 No7-3.同じ状態


No7-3.同じ状態

(さて、このようなことは珍しいことでもなかったのだ。
この後、それぞれ解散し、梨沙子は家に帰るのだ。)

梨沙子>(疲れたっ・・・
こういう時にモメ事には関わりたくなかったよな・・・)

(相当疲れが出ているようだ。
いつもであれば、このような戦いは梨沙子が出れば一撃なのだが・・・
そして3人いるときに、相手が1人や2人で梨沙子が出ることはない。
3対3や、相当不利に思った時に、出てくるのだ・・・)

梨沙子>はぁっ・・・

(ふらつきながら家に向かう梨沙子。)

梨沙子>ん?

(家までもう少し、という所の公園を見ると、
小学生くらいの女の子がベンチで泣いている。)

梨沙子>・・・どうしたんだろ?

(近づいてみて声をかける。)

梨沙子>どうしたの?

女の子>・・・家に帰る途中、コケちゃったの・・・

梨沙子>そっかぁ・・・大丈夫?

(梨沙子と同じ状態のようだ。
こういう時に絶対に放っておかないのが梨沙子。)

梨沙子>ホラ、姉ちゃんもこれ、ケガしてるんだよ^^;
一緒だね^^

(カバンから手当ての道具を取り出す。
実はこれ、梨沙子の私物だったのだ^^;
ケガが多いのは自分自身よく分かっているようだ・・・)

梨沙子>はい、大丈夫だよ^^

女の子>ありがとうっ・・・

梨沙子>ふふっ、どういたしまして!気を付けるんだよっ。

女の子>うんっ。お姉ちゃんはどうしてケガしたの?

梨沙子>(ギクリ、とした顔。)う、ウチはまぁ・・・走ってたらコケた、かな?

女の子>お姉ちゃんも、気を付けないと^^

梨沙子>はーい・・・^^;

(さて、梨沙子自身、傷ついてはいるが、
女の子を家までおぶって帰ることに決めたのだ。

住宅街の間を縫っている道を歩く途中・・・)

梨沙子>名前はなんて言うの?
あ、ウチのことは梨沙子って呼んでね。

女の子>私は愛里って言うの。
梨沙子お姉ちゃん^^

梨沙子>愛里ちゃんか、分かった^^
・・・!

愛里>どうしたの梨沙子お姉ちゃん?

梨沙子>あ、何でもないよっ・・・

(とはいえ一度降りてもらう。
少し下がってきたミニスカを上げ直し、
近くのベンチに両手をつけて、息を整える。
おぶっているうちに、傷の痛みがまた強くなってきたのだ。)

梨沙子>はぁっ・・・痛いっ・・・

にほんブログ村 小説ブログ 学園・青春小説へ
にほんブログ村



補足:こういう時でも、困っている人間は助けるのが、
梨沙子(達)です。
小学生の子、そして自分のカバン、その女の子のカバンもあるのですから、
細身の梨沙子には相当大変なことです。

同じくコケた者として、何か感じたのかもですね。
そんな愛里ちゃんを家まで、何とか送れることは出来るのでしょうか。
次回もお楽しみにです~。




スポンサーサイト

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

No title

こんばんは^^

今回は梨沙の意外な一面を見ることが出来ましたね。
困った子がいると自分がどんなに疲れていようと
ほってはおけない。
そんな梨沙のやさしさに溢れた章であったと思います。
愛里ちゃんをおぶって家まで送ろうとする梨沙。
果たして無事に送り届けることが出来るのか?
次回の展開に期待しています。

No title

こんばんは~^^

梨沙子の性格はこれが本当という感じですね。
加えて、かなり曲がったことが嫌いなんですね~。
そんな梨沙子の性格だから、さやかも由衣も信頼しているのだと思います!
かなり細いうえに傷ついた梨沙子が女の子をおぶるのは大変なのですが、
ここでためらわないのが彼女です^^

さてさて、次回で結末となるのです~。
愛里ちゃんの家まで、もう少しです♪
プロフィール

カゼコイ

Author:カゼコイ
新たにFCブログにて始めました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。